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2019年11月22日金曜日

CCIE Night 2019

CCIE Night 2019参加してきました。


今までこのイベントの写真公開は控えていたのですが、
SNSにアップしている人も多いので、公開しようと思います。
受付手前の看板はこのような感じです。

開会前の様子。
皆さん、ビールやワイン等を手に盛り上がっています。
料理の写真を撮り忘れたのが心残りですが、
一般的なホテルのビュッフェのような形です。

このような写真撮影スポットもありました。

今回はビンゴではなく、各自でほしい景品を事前に投票し、
そこから抽選で選ばれる形になりました。
名刺入れの他にはワイヤレス充電器やワイン、カステラがありました。
私はワイン(3名)を選んで見事に落選しました!

続いてお待ちかねのクイズイベント。
各テーブルでチーム戦です。
成績優秀チームに下記がプレゼントされたのですが、
例によって難しかったので私のチームはダメでした。
(ググるのはルール違反です。)

大抵の人は緊張で表札なんて見ていないと思うのですが。。
答えは3です。最近受験した方がいたので正解できました。

この手の会社に関する問題も結構出題されている印象です。
答えは4です。私のチームは不正解でした。

皆さんLACP以外、わからないという様子でした。
興味ある方は調べてみてください。
もちろん私のチームは不正解でした。

ODR(160)が鬼門ですね。
CDPを利用したルーティングプロトコルです。
もちろん私のチームは不正解でした。

もちろん私のチームは(略)
CCIE Wireless取得者ですらわからなかったようです。

読めません!!
ちなみに、セルのカバー範囲が大きいのは?という意味だったようで、
答えはAの2Gだそうです。

このような形で進行し、
新規取得者表彰などを経て、お開きとなりました。

ところで、クイズに正解できなくても、
景品が当たらなくても、一定のお土産はもらえます。

今回は今年の夏に流行ったワイヤレス扇風機でした。
既に部屋の扇風機は片づけましたが、
子供が動き回って暑いということがあるので、
活用するかもしれません。

試験の制度改定を説明したカタログとノートです。

ノートは無地でした。

会場で配られたロゴ付きのネックストラップ、
リールキーホルダーとボールペンも頂きました。

普段Twitterでしか絡まないような人とあいさつできるので、
なかなか有意義なイベントだと思います。

また参加したいものです。

2017年6月25日日曜日

CCIE R&S Written v5.1(400-101)受験記

Web上では
「筆記試験が難化している」
「周囲でCCIE認定を失効する人が続出している」
という意見が散見されたため、非常に身構えていたのですが、

この度CCIE R&S Written v5.1にPassし、
CCIE認定の更新に成功しましたので、簡単ですが学習方法等をまとめます。

■所感

私が前回受験したときは、Written: v4、Lab: v5

という組み合わせだったため、
IOS-XEのアーキテクチャについてや、EIGRP OTPや、
ISISや、Evolving Technologies(後述)は当時出題範囲外だったわけです。
PfRなんかもWrittenでは出題されていなかったと思います。

前回Writtenを受けたのは2014年3月ですので、
3年以上経過したことになります。
1度PassしたTrackとはいえ、それなりに苦労しました。

■受験Trackの選択

もともと、キャリアや共用ネットワークで使用される技術に興味があったため、
CCIE Service Providerで更新を目指しており、少しずつ学習をしていたものの、
日々の業務や転職活動により新規分野の学習時間確保が難しいことから、
保有TrackであるRouting and Switching(以下、R&S)を再度受験しました。

■出題範囲の確認

まずはこちらのページで出題範囲を確認します。
PDFでダウンロードし、自信の無い項目をチェックすると良いでしょう。

上記には日本語のページもあるのですが、
英語版をお勧めします。

理由は、英語の項目をそのままGoogle等で検索すると、
Ciscoの公式ページがHITしたり、そうでなくとも、
当該項目についてまとめられた有意義なページに辿り着けるからです。

チェックした項目に関連するページで知識を吸収しましょう。

■学習時間

通勤時間や昼休み、休日を利用して学習しました。
休日は3時間、平日は1時間を3ヶ月程度です。
合計で150時間程度かと思います。

■学習教材

CCIE Routing and Switching v5.0 Official Cert Guide Library

やはり公式本は安心感があります。

CCIE Routing and Switching v5.1 Foundations: Bridging the Gap Between CCNP and CCIE (Practical Studies)

CCNPからCCIEを目指している方にピッタリの良書です。

Evolving Technologies Study Guide

クラウド/SDN/OpenStackなどの出題範囲がコンパクトにまとまっており、
非常にお勧めです。なお「過去にダウンロードした」という方も、
定期的に更新されていますので、最新版をダウンロードすべきです。

2015年10月13日火曜日

CCIE Night 2015

CCIE Nightとは、CCIEホルダー100名が集うイベントです。














私は社外のネットワークエンジニアと会話する機会がとても少ないため、
もしCCIEが取得出来たら必ず参加しようと思っていました。
これも勉強のモチベーションを保てた要因の1つです。

参加者多数の場合は抽選ということでしたが、
申込みの際に、「初めて1つ目のCCIEを取得した人」
というチェック項目があるため、
初回は優先的に参加できるような仕組みがあるのかもしれません。

そのせいか、私にも参加票が送られてきました。
参加できるのは非常に嬉しいのですが、
優秀なネットワークエンジニア様の集いなので、当日までそわそわしていました。

同行して頂けるようなCCIEホルダーの知り合いがおらず、
社内でCCIEホルダーは他にいないことから私1名で参加しましたが、
受付ではたくさんの方が並んでいました。

これだけたくさんの方がいらっしゃるのを見ると、
私は井の中の蛙だと思いました。私も慢心せずに頑張らなければ!

会場では10のテーブルに分かれて、
ビュッフェ形式で食事を楽しみつつ歓談となります。

いきなり他社の方とスムーズに会話を楽しめるか不安でしたが、
各テーブルでシスコ社員の方が気を遣ってくださるため、
周囲の方ともスムーズに会話を楽しむことができました。
※CCIEマルチホルダーの方も多くいらっしゃいました。すごい。。。

ちなみに、試験とは違って会場の言語は日本語です。
開催地が六本木ということもあってか日本人の方が大半でした。
突然英語で話しかけられたり、英語での発言を求められることはありません。

会場では、受付で配布されるネームホルダーに名刺を入れ、
胸に着けるわけですが、大抵の名刺は遠目に氏名が読めないことと、
100人もの方がいらっしゃるので、その場で人を探して見つけるのは難しいです。
 よって、初対面で合流したいお相手がいる場合は、
事前に連絡先や服装を教え合った方がよいと思いました。

同業の方と技術的な会話をしたり、
クイズ大会やビンゴ大会が行われ、とても楽しい時間を過ごすことができました。

一番嬉しかったのは新規取得者表彰式で壇上に上がり、
シスコの役員の方と握手をしたことです。
勉強を頑張ってきてよかったと思いました。
















そして、CCIEロゴ入り名刺入れを受け取りました。
カッコよく、とてもしっかりとした素材なので、大事に使います。













帰り際に頂けるおみやげはCCIEのロゴ入りどら焼きでした。
食べてしまうのが勿体なかったですが、妻と一緒に頂きました。





















他にも何点かおみやげを頂いたのですが、
それは是非次回のCCIE Nightに参加して確かめて頂くのが一番かと!

非常に有意義なイベントであったため、来年も参加できればと思いました。

2015年9月21日月曜日

CCIEに合格した勉強方法・勉強時間

私がCCIE Routing & Switchingに合格するに至った、
勉強方法・勉強時間を公開します。

◆勉強時間の確保について

おそらく、モチベーションを維持し続けることが一番大変です。

膨大な勉強時間(1000時間以上)が必要となりますので、
まずは日常生活の中に勉強を習慣として取り込む必要があります。
私の場合、以下の目安で勉強を続けることを心掛けました。

平日:1~3時間
休日:5~10時間

私の場合、平日であれば通勤中に1時間、
帰宅後の21時から2時間の合計3時間は勉強しました。

他に予定があって勉強できない日もありますが、
勉強を習慣化 していれば、翌日は勉強することができます。


◆筆記試験対策

所要期間:約3か月

所要時間:約100時間

英語ということを除けば、CCNPの延長線上として学習し、
合格することも可能かと思いますが、
英語が苦手な方はまず克服が必要です。

以下の通称黒本は、v4の筆記試験(350-001)対策本ですが、
設問は実試験に沿って英語ですが、解説は日本語です。
必須英単語リストも付属していることや、
内容のうち、現在もほとんどが試験範囲であり、
日本人向けの丁寧な作りであることから現在もお勧めできます。

○黒本


私が受験した際はv4の筆記試験(350-001)だったので、
当時の公式本を読みましたが、
現在であれば以下を周辺知識の補充をするために熟読します。

○Cisco公式本(1)


○Cisco公式本(2)



◆ラボ試験対策

所要期間:約15か月

所要時間:約1000時間

(1)書籍の熟読

まずは日本語の解説書である下記で肩慣らしをするのが良いと思います。

○究めるOSPF、究めるBGP、究めるIPマルチキャスト
https://www.n-study.com/csmart/index.cgi

下記も必須かと思いますが、いずれも部分的に範囲外の内容が含まれるため、
R&Sの取得が目的であれば、試験範囲を確認した上で熟読した方が、
時間を節約できるかと思われます。

○バイブル本


○MPLS本



(2)ラボ演習

以下をいずれも2周しました。
特定のコマンドを投入する前後で、どのコマンドの出力結果が、
どのように変化するのかを意識しました。

終わらせるということよりも、理解度を上げることを重視するのが大切です。

不明点は、すぐにGoogleで検索するのではなく、
ラボ試験中もCCOへのアクセスが可能であるため、
使い方に慣れることも含めてまずCCOで調べる癖をつけることも意識しましょう。

○INE Workbook

http://www.ine.com/self-paced/ccie-routing-switching/workbooks.htm


○Cisco公式本




◆準備したもの

(1)タブレット

Kindle版の電子書籍が読めるタブレットを買いました。
私は通勤で1時間弱電車に乗りますので、
この時間を利用してCisco Press本を熟読するためです。

紙の書籍も否定はしませんが、Cisco Press本となると、
どの本も非常に厚く重いため、持ち運ぶ気がしなくなってしまいます。

また、洋書(英語)であるため、紙の書籍に
わからない単語があった場合は、辞書アプリ等に手動入力が必要ですが、
電子書籍であれば英単語を辞書機能ですぐに調べることができます。
この点は非常に便利です。


(2)PC

当時所有していたPC(Core2Duo E6300 / メモリ2G)では、
GNS3でのフルラボ環境の動作が難しそうであったため、
WindowsXPの保守切れの時期だったこともありPCを新調しました。

好みの販売店のBTOを利用するのが良いと思います。
私はツクモを利用しました。

http://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/

以下のスペックでv5 Lab Workbookのラボ(ルータ20台強)がいずれも、
GNS3でサクサク動作します。
もう少し性能を落としても大丈夫かもしれませんが、ご参考までに。

・Intel Core i7-4770K 3.50GHz
・メモリ 16G

























(3)Catalyst + USB-LANアダプタ等の接続手段

GNS3ではCatalystの機能を完全に再現できないことから、
Catalyst3560等は間違いなくあった方が良いというのが持論です。

※機能を考慮するとCatalyst3560-X等の高額製品は不要と思います。

この記事で紹介している通り、実機とGNS3を接続することができます。
ただ、紹介しているUSB-LANアダプタはdot1q接続ができないため、
INEのラボを再現する際は、それぞれのCatalystのUpLinkを、
Accessポートとして物理接続する必要がある点、注意が必要です。

オークション等でCatalyst3560を購入する際は、
なるべく型番が「WS-C3560-24TS-S」等の
「TS」という製品を選んだ方が良いでしょう。

「PS」というPoE対応製品は内蔵Flashが16MBのため、
Cisco推奨であるVersion15のIOSをインストールすることができません。

※試験範囲ではEIGRP Named Modeが使えない程度かと思いますので、Version12のIOSでもさほど影響が無いという意見もあります。

2015年9月19日土曜日

CCIE Lab 受験記

CCIE Routing and Switching ラボ 受験記です。

まず、当日朝の移動中にお腹が痛くなったり、
試験中に眠くて力が発揮できないということだけは避けたかったため、
1週間前から6時起床と、朝食の統一を実施していました。

当日は6時に起床し、いつも通りのトーストとヨーグルトという食事をとり、
7時45分に六本木駅に到着し、妻に無事着いた旨を報告。

集合時刻は8時30分なので早すぎたかと思いましたが、
自宅でのラボ演習中に間違えた箇所などをまとめたメモを眺めていたら、
あっという間に8時15分になったので、ミッドタウンタワー21Fの集合場所に移動。

少し待っていると、CCIEプロクタの方が
身分証明書の確認にいらっしゃいました。

試験会場の案内くらいまでは日本語で話してくれるのかと思いきや、
この時点から英語で話しかけられました。
覚悟はしていましたが、海外旅行経験も無い私はとても緊張しました。

とはいえ、他の方の受験記にもある通り、
プロクタは非常にゆっくり話してくれる上に、
要点を繰り返し聞かせてくれるので
私でも理解することができました。

免許証で身分証明を済ませ、名簿にサインをします。
引き続き待っていると、私を含めて6人の受験者が揃い、
会場の近くまで移動しました。

トイレの場所や、飲み物の受け取り方の説明に続いて、
試験の注意点などを説明されます。

持ち込めるものは飲み物、上着や薬だけです。
持ち込めない荷物はキャビネットに施錠保管されます。
自身で持参した飲み物も持ち込むことができますが、
持ち出すことはできないため、水筒の持参はおススメしません。

ティッシュも持ち込むことができませんが、
プロクタに申し出れば持ってきてくれるとのことでした。

続いてラボルームに入り、実際に使用するPCを用いての説明になりました。
日本人の受験者には日本語キーボードが割り当てられ、
英和・和英辞典がデスク上に用意されます。

操作説明が終わると、Troubleshootingセクションの開始です。
順調に解決できていたのですが、
途中、どうしても解けない問題に出会ってしまい、
かつ配点の高い問題ということで非常に厳しい状態に。

気付くとこの問題に20分も使ってしまっていたため、
一旦飛ばして先の問題を解くことに。

すると別の問題でも、
要求を満たすことができない事態になってしまいました。

配点の高い問題を含めて2問が不正解だと、
おそらくFailになってしまうため、これはまずいと思いながらも、
その他の問題を解いた後で、経路上の機器の状態を確認していくと、
いずれもの被疑箇所も発見できたので訂正し解決できました。

標準の2時間を5分ほどオーバーしDIAGセクションへ。

この30分は非常に短いです。
Troubleshootingが早く終わろうが、この30分が増えることはありません。

最初の2問はそれらしき回答はしたつもりでしたが、
最後の1問は情報量が多く全部を熟読しての回答は不可能だと確信したため、
直感で回答した後に、最初の2問の精度を上げた方が確実という決断をしました。

結果最初の1問の回答を訂正しました。

そして最後のConfigurationセクションへ。

問題とトポロジを見てゾッとします。
かなりのボリュームです。本当に終わるのだろうかと心配でしたが、
やるしかありません。

何より、以下のような指示に困惑します。

・○○を設定しなさい、ただし△△してはいけません
・◇◇になるような機能を実装しなさい

本当に出題の意図に沿っているのか、
心配になりつつも、必死でConfigを投入していきます。

IGPの設定が終わったあたりで食事休憩の指示があったので、
ラボルームから退出し、隣の部屋へ移動します。

お待ちかねのお弁当です。
用意されていたのは、萬作の洋風ミックス弁当でした。













通常1000円の高級弁当ですので、味わって食べたいところでしたが、
とにかくConfigurationをどう切り抜けるかということで頭がいっぱいで、
味はあまり覚えていません。

この食事休憩は、最大30分というだけで、
全員が食べ終わった時点でラボルームに戻されますので、
休憩というよりは、単なる作業だと思うべきかもしれません。

そして午後の部が再開です。
午前中には1時間程度を使用し、3分の1程度が完了しておりましたので、
残り3分の2を4時間程度で完了させる必要があると計算しました。

見直しに1時間欲しいことを考えると設定に使える時間は3時間です。
とにかく無我夢中で設定しました。

機材トラブルでConfigが消えてしまっては泣くに泣けないので、
特定の機器でshow コマンドを実行しただけ等、
設定変更をしていなくても、ターミナルソフトを閉じるときには
必ず「wr」を打ち込んで保存していました。

何とか1時間程残して全ての設定が終わり、
Pingも全て通ることを確認できたため、
設定の見直しをすることにしました。

全部の設定を見直すことは不可能と思ったため、
単純な数値の入力間違いや、要求の見落としを潰すことに専念しました。

結果、2件の誤りを発見し修正しました。

気が付くと終了5分前ということで、
設定を保存するように指示があったので、
どう考えても全機器を保存済みだったのですが、
念のため再度全機器に「wr」を打ち込みました。

おそらく、今までの人生で一番「wr」を打ち込んだ日だったように思います。

試験の終了ボタンをクリックしてラボルームの外に出ると、
キャビネットにしまった荷物を取り出して、
再度身分証明書の提示を行うと、廊下まで連れて行かれ、解散となりました。

これが、18時少し前だったと思います。

帰宅し、妻に試験の感触を話しながら過ごしていると
20時頃に「CCIE Lab Score Report」という件名のメールが届いていました。

恐る恐るメール内のリンクをクリックしログインすると、
そこにはなんと「Pass」の文字が!

DIAGセクションの手ごたえの無さから、正直落ちたと思っていたので、
全然実感が無い状態でPassの文字をクリックしたところ、
CCIEナンバーが表示され、これでようやく自分が合格したことを理解し、
涙があふれてきました。

DIAGセクションの1問目や、Configurationセクションの
2つの訂正をしていなかったらFailだったかもしれないことを考えると、
見直しは非常に大切だと感じました。

ひと呼吸おいて、
妻と、私の勉強のために何度も何度も1歳のやんちゃな子供を預かってくれた
妻のご両親にお礼を言いました。

難関と言われる試験でも、
必死で勉強すれば何とかなるという確かな自信が付きました。
愛する家族のため、これからも頑張ろうと思いました。

以上を私のCCIE R&S受験記とさせて頂きます。

2014年8月28日木曜日

未経験でもわかるネットワークエンジニアの仕事内容とは

色々なWebサイトを見ても、一般の方には難しい説明が多いと思いますので、
この記事では、一般の方にもわかりやすく説明できることを目指します。

ネットワークエンジニア(略称:NE)はシステムエンジニアの一種です。
なので、まずはシステムエンジニアに関して説明します。

◆システムエンジニア(SE)の分類

主観的な意見ですが、大まかに分けると以下の担当範囲があります。
広い意味では以下全てがSEと呼ばれていますが、
人によって担当が異なるため、SE同士でも同じ話題が通じるとは限りません。

Twitter(個人が短文をWebに投稿したり、見たりする)を例に説明してみます。
※一般的な構成の場合ですので、事実とは多少異なるかもしれません。

(a)アプリケーション担当者(システムエンジニア)
文字を入力する箇所や、文字数超過時にエラーメッセージを表示させるなど、
どういう操作をしたときに、どういった処理・表示をするのかといった、
利用者が直接触れる箇所の担当です。

(b)ネットワーク担当者(ネットワークエンジニア)
アプリケーションから受け取った情報をサーバに渡します。
特定のサーバに処理が偏らないように負荷を分散させたり、
必要に応じて通信経路の暗号化、アクセス制御等を行う担当です。

(c)サーバ担当者(サーバエンジニア)
ユーザID、パスワードによる認証や、つぶやかれた内容の保存、読み込み等を、
アプリケーションから受け取って処理・応答する箇所の担当です。

(d)運用担当者(オペレータ)
システム内の機器が故障していないか、監視用ソフトウェアを使用して
死活監視したり、機器から出力されるエラーログ等を収集し、
異常発生時に、各担当者へ連絡する担当です。

(e)保守担当者(カスタマーエンジニア)
異常発生時、各担当者の判断により機器故障だと判断された場合、
同一機種を用意して設置場所に駆けつけ、交換を行う担当です。


◆ネットワークエンジニアの仕事内容

他業種の方にはよく誤解されますが、各個人の自宅インターネット環境(Yahoo!BBやOCN等)の準備ではなく、企業内または、企業が提供しているサービスのネットワーク部分を設計、構築するのが一般的な仕事内容です。

以下に基本的な仕事の段取りを記載します。

(1)お客さんに必要な要件を聞く
大阪オフィス内の社内システムを東京から利用したいが、
他者が侵入できない安全な通信経路を用意したい 等

(2)性能、予算を決める
回線や機器を2つずつ用意して障害に備えたり、
多人数の同時利用時も、一定の速度が保てる機種を選定したり、
この組み合わせならいつまでにいくらで完成する 等を見積もる

(3)お客さんに了承をもらった上で機材や回線を手配・設計を開始
そもそも何のために必要なネットワークなのか、や
不正アクセス等のリスクをどのように防止するか、等を資料に残す

(4)機器を設定、内部でテストしてOKなら各拠点に設置する
初期不良がないか、とか希望する速度が出るか等を確認

(5)無事に通信できることを現地でテストする
2つ用意したうちの1台の電源を落としても無事に動作するか 等

(6)運用担当者へ引き継ぎを行う。
運用担当者へ、障害時に出力が想定されるログの内容を展開する 等


◆ネットワークエンジニアのメリット

・ある程度若く(25歳前後??)、資格を取得すれば未経験でも就職できる
・知識が増え、理解が深まることで強いやりがいを感じる
・冷暖房の利いたオフィス内で、座って仕事ができるため肉体的な疲労感は少ない
・C言語やJAVA等、開発担当者レベルのプログラミングは出来なくても良い
・特定の業務知識に限定されず、担当システムの業種に固執する必要がない
・仕事の効率性を意識できるようになると、自然とPCの操作が早くなる

SEと言えばプログラミングと思われがちですが、プログラミングはアプリケーション担当者が主担当ですので、ネットワークエンジニアはプログラミングに精通していなくとも務まる場合が多いです。

作業効率化のためにVBA等の簡単なプログラミングができれば便利ですが、
最初から覚えておかなくとも問題ありません。
よって、プログラミングに苦手意識があっても、比較的とっつきやすいと言えます。

他にも、長らく証券系のシステムを扱ってきたアプリケーション担当者は、医療系のシステムを担当する際に、業務知識を生かしにくいですが、
ネットワークエンジニアの場合は、ネットワークという根本的な要素は変わらないため、転職する場合も業種の選択肢を広くとることができます。


◆ネットワークエンジニアになるには

CCNAを取得すれば採用される確率がぐっと上がります。
お勧めは徹底攻略シリーズ(通称:黒本)です。

古い試験バージョンのものも販売されているので、
学習に重なる範囲はあれど、なるべく最新のものを選ぶようにしましょう。


完全に未経験・無知識の方が目指す場合、
まずは以下のように簡単な書籍から始めるのが良いと思います。


CCNAが取得できたら、就職活動をしつつ、情報処理知識を底上げすべく、
基本情報処理技術者の取得を目指しましょう。
より上位を目指す方は、こちらの記事も参考にして下さい。

◆ネットワークエンジニアのデメリット

覚えるべきことが多いです。これに尽きます。2年目くらいまでは、打ち合わせやメールで聞き慣れない用語が飛び交うことから、ひたすら勉強が必要となります。

・一般的な情報処理技術の知識も必要となることから、日々勉強が必要
・トラブル発生時や、期限が厳しい時など残業が多くなる
・お客さんの確認をもって仕事が完了するので、確認中の待ち時間が多い
・お客さんの作業時間制約により、夜間や休日の作業を要することも


◆ネットワークエンジニアの向き、不向き

真面目でやる気があるのが一番ですが、下記のように考えています。

【適正あり】
 ・調べものが好きな人
 ・原因や理由を追究することが好きな人
 ・達成感ややりがいを求める人
 ・日ごろから改善要望や向上心が強い人

【適正なし】
 ・コンピュータシステム全般に興味を持てない人
 ・言われたことだけやっていたい人
 ・新しいことを覚えたくない人
 ・絶対に標準勤務時間を崩したくない人


◆ネットワークエンジニアの落とし穴

一般にネットワークエンジニアは、前述の(b)を指すのですが、未経験OKを謳うネットワークエンジニア求人の実態は(d)運用担当者(オペレータ)や、(e)保守担当者(カスタマーエンジニア)であることも多いです。

前者はひたすらメッセージを見て連絡、後者はひたすら連絡を受けて機器交換が実態ですので、実務経験によって得られる成長の度合いが少ないですが、異常が無ければ仕事が少ないので、空き時間に資格の勉強をしたりと「業界( or 社会人)経験無し」というレッテルを無くしつつ給料をもらって勉強をすることも環境次第で可能です。

上位の資格が取れたり、仕事に慣れてきたら、上司に「上流工程に挑戦したい」と要望を伝えたり、本当の「ネットワークエンジニア」として活躍できる会社に転職することがおすすめです。

2014年4月25日金曜日

ネットワークスペシャリスト試験に一発合格する勉強方法

私は、平成24年秋の情報処理技術者試験で、
ネットワークスペシャリスト試験に受験1回目で合格しました。






















合格できたときはとても嬉しかったので、
皆さまにもこの嬉しさを味わってもらうべく、試験の対策等を
私が実施した経験に基づいて情報提供しようと思います。

特に、近い境遇の方は、似たような対策を練れば合格可能かと思いますので、
ぜひネットワークスペシャリスト取得を!
ネットワークスペシャリストが役立つ、
ネットワークエンジニアの仕事内容についてはこちらをご参照下さい。

■受験時の力量

○実務
 ・サーバ構築、維持管理2年
 ・ネットワーク設計、構築、維持管理4年

○資格
 ・基本情報技術者試験(FE)
 ・CCNAを失効して3年
 ※応用情報技術者試験(AP)はあと一歩で不合格の経験あり。

■受験の動機


CCNAを取得した状態でインフラエンジニアになったわけですが、
新人時代からサーバ案件に従事することになり、
気付くとCCNAは失効していました。

会社からの指令で入社2年目に基本情報技術者は取得したものの、
実務経験6年であるインフラエンジニアの取得資格が、
基本情報技術者のみということが、妙に寂しく思えました。

ネットワークスペシャリストは国家試験なので、
CCNAのように「気付いたら失効」という心配もありません。
また会社からの評価アップも見越して、受験を決意しました。


■使用した教材・テキスト

○全体
実務でネットワークを扱っているとはいえ、
やはり知っている知識は偏りが生じるものかと思います。
なので、体系的に学習するために「情報処理教科書」を使用しました。

○午前対策
例年、過去問からの使い回し問題がかなりの割合で出題されますので、
以下のページでひたすら過去問と回答の組み合わせを暗記しました。
試験体系が現行の体系になった平成21年以降の問題を
反射で解けるくらいにやり込んでおけば問題ないと思われます。

過去問WEB問題集 情報処理技術者試験 合格への道

万全を期すなら、更に過去の問題も解いた方が良いと思われます。

○ 午後対策
やはり過去問が一番だと思います。
この情報処理教科書に掲載された過去問題を解きつつ、
解説を読んで理解することが重要です。

付録の過去問や解説は、印刷してファイルに綴じました。
躊躇なく書き込みが出来た方が勉強は捗ると思います。

私の場合、過去4年分を2回ずつ解き、解説を繰り返し理解しました。
最初のうちは、午後II問題なんて30%程度しか得点できませんでしたが、
回数をこなすにつれて、問題文からヒントを探すコツがわかってきました。

例えば、以下のような例が必ず設問に絡んできます。
問題分を読みながら、アンダーラインを引くようにしましょう。

「この一文は、何のために記述されているのだ?」と
疑いを持って問題文を解析することがとても重要です。

・○○機能は、現在使用されていない (否定系の文章)
・なお、○○は××する手順となっている (文末に付け加えられた不自然な文章)

前者は、問題文特有の制約を考慮した上での回答を求める設問に関係し、
後者は、設問と問題文の辻褄を合わせるために後から追加された文章だと、
私は考察しています。

■学習時間

平成24年4月~10月までのおよそ半年間、
トータルで150時間ほど勉強したと思います。
主に、通勤中に午前対策を行い、
早く帰れた帰宅後及び、週末に午後I、午後II問題を解いていました。

■最後に

計画を立てて、少しずつでも勉強進めて積み重ねることが、
結果を出す一番の近道だと思います。