Cisco機器等のネットワーク機器で、IPアドレスの変更や再起動等、Telnet やSSHでは接続断になってしまう場合や初期設定の際は、Consoleポートにコンソールケーブルを使用して機器を操作すると思います。
このケーブルの9ピン側コネクタが付いているPCは現在あまり無いので、一般に下記のようなUSBシリアル変換アダプタを使用します。
しかし、これだけでは作業場所⇔機器間の位置関係次第ではケーブルが短く、非効率な作業を強いられることがあります。そこで、JJコネクタ(ジェージェーコネクタ)+ストレートケーブルを使用してコンソールケーブルを延長することができます。本来JJコネクタはLANケーブルの延長に使われますが、このような使い方もできるということです。
また、オフィス内の内線電話がLANケーブルで敷設されている場合、
これもJJコネクタ+ストレートケーブルでケーブルを延長できますので、電話機のちょっとした移動に役立ちます。
◆おまけ
JJコネクタの「JJ」とはJack - Jack の略で、メス同士の端子であることを意味します。逆にオス端子を「P」と表現することがあり、これはPlug の略です。
また、JJコネクタは、JJアダプタと表現されることもあります。