2014年4月27日日曜日

挿入・削除しても乱れない、Excelでの連番入力方法

Excelを使用して、連番を入力したいとき、
皆さんはどのように入力しているでしょうか。

行をコピー挿入、削除しても番号を乱れさせずに
追加させるには、最初の行に[1]を、次の行に以下の計算式を入力して、
2行目から下に計算式をコピーして下さい。

=INDIRECT(ADDRESS(ROW()-1,COLUMN()))+1  

※上のセルの値に、1を加えた値を表示する という意味の計算式です。

一般的によく使用されているのは・・・
以下のように最初のセルに[1]、次の行に[2]を入力する、または、
2つ目のセルに (下図の場合ですと =B2+1)と入力をしてから 、
















セル右下のフィルハンドルをドラッグ(またはダブルクリック)、
オートフィル機能を利用して、















連番を入力することが多いのではないかと思います。















 ただし、この方法では、行をコピーして・・・















、「コピーしたセルの挿入」を選択した場合、


















[6]が2行ある状態になってしまいます。














これを防ぐために、前述の計算式
=INDIRECT(ADDRESS(ROW()-1,COLUMN()))+1  
とオートフィル機能を使うと、












右クリックから「コピーしたセルの挿入」を選択しても、


















連番が重複したりして、乱れることはありません。

















 ちなみに削除の場合も、





















 連番が乱れることはありません。







2014年4月26日土曜日

Excel 2013 起動時「スタート画面」を表示せず新規ブックを開く

今とても幅広く使用されているのはExcel 2010かと思いますが、
現在はExcel 2013がリリースされており、
私のPCもExcel 2013がインストールされています。

まず戸惑ったのが、起動時に以下の画面が表示されることです。
以下の画面は、Excel 2013から追加された、「スタート画面」です。

[Esc]キーを押下するか、「空白のブック」をクリックすると、
従来のExcelブックの画面になりますが、毎回この操作をするのも手間ですよね。

今回は、この「スタート画面」を表示させなくする方法を記載します。


















「スタート画面」が表示された状態で
 [Esc]キーを押下するか、「空白のブック」をクリックしてから
「ファイル」 をクリックします。
















「オプション 」をクリックします。
















「基本設定」→「このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する」の
チェックを外し、「OK」 をクリックします。
















以上で、新規Excel起動時にExcel 2010以前と同様の状態になります。

2014年4月25日金曜日

ネットワークスペシャリスト試験に一発合格する勉強方法

私は、平成24年秋の情報処理技術者試験で、
ネットワークスペシャリスト試験に受験1回目で合格しました。






















合格できたときはとても嬉しかったので、
皆さまにもこの嬉しさを味わってもらうべく、試験の対策等を
私が実施した経験に基づいて情報提供しようと思います。

特に、近い境遇の方は、似たような対策を練れば合格可能かと思いますので、
ぜひネットワークスペシャリスト取得を!
ネットワークスペシャリストが役立つ、
ネットワークエンジニアの仕事内容についてはこちらをご参照下さい。

■受験時の力量

○実務
 ・サーバ構築、維持管理2年
 ・ネットワーク設計、構築、維持管理4年

○資格
 ・基本情報技術者試験(FE)
 ・CCNAを失効して3年
 ※応用情報技術者試験(AP)はあと一歩で不合格の経験あり。

■受験の動機


CCNAを取得した状態でインフラエンジニアになったわけですが、
新人時代からサーバ案件に従事することになり、
気付くとCCNAは失効していました。

会社からの指令で入社2年目に基本情報技術者は取得したものの、
実務経験6年であるインフラエンジニアの取得資格が、
基本情報技術者のみということが、妙に寂しく思えました。

ネットワークスペシャリストは国家試験なので、
CCNAのように「気付いたら失効」という心配もありません。
また会社からの評価アップも見越して、受験を決意しました。


■使用した教材・テキスト

○全体
実務でネットワークを扱っているとはいえ、
やはり知っている知識は偏りが生じるものかと思います。
なので、体系的に学習するために「情報処理教科書」を使用しました。

○午前対策
例年、過去問からの使い回し問題がかなりの割合で出題されますので、
以下のページでひたすら過去問と回答の組み合わせを暗記しました。
試験体系が現行の体系になった平成21年以降の問題を
反射で解けるくらいにやり込んでおけば問題ないと思われます。

過去問WEB問題集 情報処理技術者試験 合格への道

万全を期すなら、更に過去の問題も解いた方が良いと思われます。

○ 午後対策
やはり過去問が一番だと思います。
この情報処理教科書に掲載された過去問題を解きつつ、
解説を読んで理解することが重要です。

付録の過去問や解説は、印刷してファイルに綴じました。
躊躇なく書き込みが出来た方が勉強は捗ると思います。

私の場合、過去4年分を2回ずつ解き、解説を繰り返し理解しました。
最初のうちは、午後II問題なんて30%程度しか得点できませんでしたが、
回数をこなすにつれて、問題文からヒントを探すコツがわかってきました。

例えば、以下のような例が必ず設問に絡んできます。
問題分を読みながら、アンダーラインを引くようにしましょう。

「この一文は、何のために記述されているのだ?」と
疑いを持って問題文を解析することがとても重要です。

・○○機能は、現在使用されていない (否定系の文章)
・なお、○○は××する手順となっている (文末に付け加えられた不自然な文章)

前者は、問題文特有の制約を考慮した上での回答を求める設問に関係し、
後者は、設問と問題文の辻褄を合わせるために後から追加された文章だと、
私は考察しています。

■学習時間

平成24年4月~10月までのおよそ半年間、
トータルで150時間ほど勉強したと思います。
主に、通勤中に午前対策を行い、
早く帰れた帰宅後及び、週末に午後I、午後II問題を解いていました。

■最後に

計画を立てて、少しずつでも勉強進めて積み重ねることが、
結果を出す一番の近道だと思います。

2014年4月13日日曜日

Windows7のタスクバーでXP風に各タイトルを表示&クイック起動を追加

先日の「上へ」ボタンの記事 同様、Windows7を使用する際、
WindowsXPを長く使ってきた方は、タスクバーにも違和感を覚えたはずです。
主に、以下の2点に違和感を感じるはずです。

(1)下記のように、タイトルが表示されず、何を表示しているのかわかりにくい





(2)WindowsXPでは下記のように表示された「クイック起動ツールバー」がない






今回は、上記2点をWindowsXP風にタスクバーをカスタマイズしてみます。

タスクバーを右クリックし「プロパティ」を選択します。










「小さいアイコンを使う」と「結合しない」を選択し、「OK」をクリックします。




















Windows Media Playerのアイコンが残りっぱなしになるので、
右クリックをし、「タスクバーにこのプログラムを表示しない」を選択します。






タスクバーが細くなり、タイトルが表示されるようになりました。





次に、クイック起動を追加してみます。
それには新しくフォルダを作成する必要があります。
どこでも良いのですが、今回は「ドキュメント」配下に作成します。




















任意の名前でフォルダを作成します。
今回は「quick」という名前でフォルダを作成しました。














タスクバーを右クリックし、「ツールバー」→「新規ツール バー」を選択します。











先ほど作成したフォルダを選択し、「フォルダーの選択」をクリックします。


















タスクバーを右クリックし「タスクバーを固定する」を選択しチェックを外します。
















タスクトレイ付近に、先ほど作成したフォルダ名が表示されていますので、
フォルダ名の左にあるツブツブした部分をタスクバー左端 までドラッグします。





タスクバーに表示されていた内容がタスクトレイ付近に
移動しているので、この左にあるツブツブした部分を
クイック起動のスペースが確保できるあたりまで左にドラッグします。






この時点では下記のように表示されているはずです。





選択したフォルダ名(下記ではquick)を右クリックし、
「ボタン名の表示」と「タイトルの表示」を選択してチェックを外します。


















クイック起動に追加したいものを、マウス右ボタンでドラッグするなどして、
作成したフォルダにショートカットを作成します。
※初回だけはこのような手順でショートカットを作成する必要があります。

















下記のように表示されるようになります。









クイック起動に追加するときは、[Ctrl] + [Shift] を押しながら、
ドラッグすると、とても楽に追加できます。
















タスクバーを右クリックし「タスクバーを固定する」を選択しチェックを付けます。







これで、Windows7のタスクバーでXP風に各タイトルを表示し、
クイック起動も追加することができました。

2014年4月12日土曜日

Windows7で、WindowsXPのエクスプローラ風「上へ」ボタンを追加する

WindowsXPのサポート終了に伴い、
職場や自宅で、新しいWindowsを扱い始めた方も多いのではないでしょうか。

長らくXPに慣れ親しんできたユーザにとっては、
WindowsVista以降の操作感は、なかなか馴染みにくいかと思います。
 
特に、エクスプローラの上部にフォルダタイトルが表示されないことと、
「上へ 」ボタンの削除には困っている方が多いと思います。
すぐ上のフォルダを表示してくれる、以下のボタンのことです。
 









私は、[Ctrl]キーを押しながら、[上へ]ボタンをクリックすることで、
そのフォルダを表示したまま、 その上のフォルダを表示するために
この「上へ」ボタンを 多用していましたので、
同様の方のために、Windows7で「上へ」ボタンを復活させる方法
記載しようと思います。


これが、Windows7のデフォルト状態です。
フォルダタイトルも表示されず、 「上へ」ボタンもありません。

















 そこで、「Wee」というツールをここからダウンロードします。
 Zipファイルを展開し、Wee.exeをダブルクリックして実行します。














デスクトップ右下のタスクトレイに追加された、上矢印型の
アイコンを右クリックし、[ログイン時に起動]と[ウィンドウのタイトルを表示]
をクリックします。

















フォルダタイトルと、[上へ]ボタンが表示されるようになりました。
クリックすると、上のフォルダに移動することができます。

















[Ctrl]キーを押しながら[上へ]ボタンをクリックすると、
そのフォルダを表示したまま、 その上のフォルダを表示することも
WindowsXP時代と同様に操作できます。

Excelで特定列に「指定した値が含まれる行」だけを表示する

とても行数が多いExcelデータを扱うとき、
フィルターや検索を駆使して、目的の「値」を見つけていることと思います。

しかし、ひとつひとつ検索や目視で探していくのは大変な場合もあります。
今回は、 特定の列に「指定した値が含まれる行」だけを表示する方法を
ご紹介します。

下記のようなExcel(画面外にも続いている)データから、
C列「タイトル」に、「アレ」という値が含まれる行を抽出してみます。















1. 表内のデータを選択した状態で、[データ]タブから[フィルター]をクリックし、
  C列「タイトル」の右端に表示されたボタンをクリックします。










2. [テキストフィルター]→[指定の値を含む]をクリックします。




















※記事のタイトルとは異なりますが、
  上記の青で囲んだ箇所のチェックボックスをON/OFFすることで、
  ONされた値の行だけを 抽出することも出来ます。


3. 抽出したい値、今回は「アレ」を入力し、[OK]をクリックします。
 








4. C列「タイトル」に、「アレ」が含まれる行を抽出することができました。





5. フィルター(抽出)を解除するときは、
  C列「タイトル」の右端に表示されたボタンをクリックし、
  [~ からフィルターをクリア] をクリックします。


2014年4月6日日曜日

テキストエディタ「秀丸」で、選択行、列の背景に色を付けて目の疲れを減らす

プログラムのソースコードを作り上げたり、ログファイルを分析したり、
テキストファイルを扱うことはSEにとって避けられないかと思います。

特にログファイルなどはとても分量が多く、検索などを駆使しても
ファイルの隅々まで視線を行きわたらせるケースがあったりと、
自身の目に「優しくない」対応をせざるを得ないことも多いはずです。

そんなとき、テキストエディタ「秀丸」を使用し、
設定を工夫することで、少し目の負担を和らげることが出来ます。

「秀丸」は以下からダウンロードできます。
多機能なテキストエディタです。
http://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru.html

例えば、以下のようなファイルを編集・確認しているとき
目の「エネルギー」をそれなりに消費すると思います。
つまり、「カーソルがどこか」に注力するだけで目が疲れると思います。 
少し設定変更をするだけで、「エネルギー」を節約できます。





















1. [ その他 ]→[ファイルタイプ別の設定]を選択します。




















2. カーソル行の「色」から任意の色を選択し、「背景色モード」を選択します。














 3. [カーソル位置の縦線]をチェックし、任意の色を選択し、[OK]を押します。
  ※黒以外を選んだ方が、文字と重複しなくて良いです。















4. 選択行と選択列がわかりやすくなり、目の負担が抑えられます。
 ※少なくとも、私は目の負担が減る( = 目が楽になった)気がします。