2014年4月5日土曜日

Excelで、編集内容を繰り返す便利なショートカットキーで右クリックの回数を減らす

エクセルを操作していると、いくつものセルに、
直前の編集内容を適用したい場合があります。
ただ、普通にやると、何度も右クリックメニューから操作をすることになってしまい、
とても手間がかかります。

例えば、別シートのいくつものセルに「取り消し線」を設定したい場合、
該当セルを右クリック→[セルの書式設定]→[フォント]→[取り消し線]→[OK] …
という操作を何度も実施するのは大変です。

※右クリック→[セルの書式設定]は [Ctrl]+[1]がショートカットキーです。

そこで最初に1度、セルの書式設定(取り消し線に限りません)を実施した後に、
次にその編集内容を実施したい他のセルを選択して、
キーボードの「F4」 を押してみてください。

「F4」キーを押すことで、直前の編集内容を繰り返すことができます。

細かな条件は不明ですが、
少なくとも1度に「セルの書式設定」で編集した内容であれば、
フォント、塗りつぶし効果、罫線などをまとめて繰り返せます。 

実際に操作をしてみます。
※動作はExcel 2013で確認しましたが、他バージョンも動作可能かと思います。
  少なくとも、Excel2002の頃にもこの機能はありました。


1. 右クリックから「セルの書式設定」を選択します。




















2.  [配置]→[中央揃え]を選択します。




















3.  [フォント]→[スタイル:太字]→[色:赤] →[文字飾り:取り消し線]を選択します。




















4.  [罫線] →[外枠]を選択します。




















5.  [塗りつぶし]→[背景色:黄色]→[パターンの種類:6.25%灰色]→[OK]を選択します。




















6.  今までに編集された内容が、選択されたセルに反映されました。



















7. 他に、この編集内容を反映したいセルを選択した状態で、
キーボードの「F4」を押します。



















8. すると、直前の編集内容を繰り返してくれます。とても便利です!



















9.  なお、複数セルを選択した状態でも「F4」は有効です。



















なお、上記はあくまで編集例ですので、
他の書式設定を行っても、「F4」は有効かと思います。